ピオーネは日本各地で栽培され夏から秋にかけて百貨店やスーパーなどで見かける事が多い極上のフルーツです。
お世話になっている方へ、お歳暮やプレゼントするととても喜ばれる逸品ですね。
こちらのページでは栽培面積が多い県の上位5件のランキングや、ピオーネの出荷量などをグラフで紹介していますので、ピオーネを購入する際には参考にして下さい。
ピオーネの栽培面積
ピオーネの主な栽培地域で特に有名なのは岡山県と山梨県ですが栽培面積ごとの上位5件を紹介します。
2018年(平成30年)ピオーネ栽培面積
日本国内でピオーネ栽培は日本全国で行われていますが、栽培面積は岡山県、山梨県、香川県、広島県、長野県が栽培面積上位の5県となります。
1位岡山県 | 845.0ヘクタール | 40.1% |
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2位山梨県 | 420.4ヘクタール | 19.9% |
3位香川県 | 106.0ヘクタール | 5% |
4位広島県 | 100.2ヘクタール | 4.8% |
5位長野県 | 89.2ヘクタール | 4.2% |
その他 | 464.5ヘクタール | 25.9% |
出典:農林水産省 平成30年度特産果樹生産動態等調査より
農林水産省の度特産果樹生産動態等調査によると1位は岡山県で845.0ヘクタールの栽培面積があり国内全体の40.1パーセントを占めています。2位は山梨県の420.4ヘクタールで19.9パーセント、3位は香川県の106.0ヘクタールで5パーセントを占めています。
ピオーネの全国収穫量と全国出荷量
収穫量と出荷量は似たイメージがありますが、実際には収穫したピオーネの中には、一部形が崩れていたり房から実が落ちてしまった物もあり、そういったピオーネはそのまま出荷できない場合があります。
そのままの状態で商品に値する物は生食用として出荷し、そうでない物はジャムにしたり干しぶどうにする等加工し、生色用ピオーネから加工用として出荷します。
収穫量は生産者が自身で消費した量、知人にプレゼントした量、加工する際に商品にならなかった部分の量などを差し引いた合計となるので、収穫量と出荷量は異なる数値になります。
2006年(平成18年)ピオーネの全国収穫量
1位岡山県 | 9,140トン | 36.9% |
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2位山梨県 | 6,360トン | 27.5% |
その他 | 7,600トン | 32.9% |
2006年(平成18年)ピオーネの全国出荷量
1位岡山県 | 8,160トン | 38.7% |
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2位山梨県 | 6,030トン | 28.6% |
その他 | 6,910トン | 32.7% |
出典:農林水産省 作物統計調査より
岡山県のピオーネ生産量と収穫量
出典:農林水産省 作物統計調査より
岡山県は果物栽培の歴史が古く、ぶどうにいたっては明治時代初めからさまざまな品種の栽培が行われています。
その温暖な気候風土が栽培に適していることに加え、長い歴史の中で培われた経験と生産に携わっている人々のたゆまぬ努力が実り、年々ピオーネの収穫量が増え2006年には9,140トンを記録しました。
2014年に岡山県は年間10,200トンを生産し、日本国内のピオーネ生産量の41.5%になりました。